● 絵馬とは

絵馬はその時の如く、板などに馬の絵を描いて神社仏閣に奉納したのが始まりであったといわれる。天災や疫病が起こった際にこれを鎮めるため、神社に神の乗り物である生きた馬を奉納していたが、経済的な理由により生きた馬を奉納できないときに生馬の代わりに土製、木製の馬形や板に馬を描いた絵馬を奉納したのである。この生馬から絵馬への転換は、近年の発掘調査から発見される古代の絵馬には馬の絵柄しか描かれていないことや、平安時代に成立した 『今昔物語集』 のなかに、道祖神の乗り物として絵馬が記されていること、古代、中世に成立した絵巻物の中に見られる絵馬にも馬の絵しか描かれていないこと、絵馬を立体的に見せるように工夫された板立馬(いたたてうま)と呼ばれる絵馬が残されていることなどから、確かなものとされている。

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● 奉納絵馬

《 御柱祭行列図 》

2022年12月19日完成、12日23日 健御名方富命彦神別神社へ奉納
長野県長野市

《 令和元年祈願図 》

2019年11月30日完成、12日09日 信州善光寺へ奉納
長野県長野市

《 東区観音堂今昔絵図 》

2016年05月26日完成、07日03日 東福寺東区観音堂へ奉納
長野県長野市

《 千歳の宮 千歳宮秋季例祭神輿渡御図 》

2013年09月14日 千歳の宮へ奉納
長野県長野市

《 第十九代佐平治乃図 》

2012年 忍字亭(旧佐藤佐平治翁邸) 寄贈
新潟県小千谷市片貝町

《 御柱祭行列図 》

2011年12月30日 武井神社へ奉納
長野県長野市