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東福寺東区観音堂大絵馬

東福寺東区観音堂 「東区観音堂今昔絵図」

2016年04月01日より観音堂内にて公開制作
2016年05月26日 完成、07月03日 奉納
(長野県長野市)

●歴史

東区は旧東福寺村の中で最下流に位置し下居組と呼ばれていました。戦後区民の中からいつでも下に居るようで嫌との声が上がり、昭和34年に区民の総意で東区と名称を変更しました。
観音堂の十一面観音菩薩は平安時代に平維茂が戸隠山鬼神退治の成功を願い祈りを捧げたといわれる大寺補陀山東福寺観音院(東福寺神社の西方約200mの地にあった)があり、その御本尊が後に戦火や風水害のため下居組に流着したのを当時の人達が現在の地に奉ったのが東区観音堂の観音様だと伝えられています。



●制作経緯

平成23年2月13日未明、不審火により焼失した前観音堂は区民の皆様の御協力で平成24年11月25日、立派に再建されました。
再建された観音堂を皆様の心のよりどころとして末永く守っていくためにも、観音堂の歴史を知ることは大切ではないでしょうか。
古文書や掛軸は一度しまい込むとなかなか人の目に触れることがありませんが、大きな絵馬にして堂内に掲げることで、いつでも絵馬を見ながら歴史を知ることが出来ます。そして、皆様と共に観音堂を守り後世に伝えていくために、この度大絵馬制作を絵師へ依頼することに致しました。

2015年12月           
東福寺東区観音堂大絵馬制作委員会


●完成

●アクセス

長野県長野市篠ノ井東福寺1905